岩堀建設本社のサンクンガーデンに、「第5回小江戸川越トリエンナーレ彫刻シンポジウム」で優秀賞を受賞した、「水の大地」(児玉士洋氏作)が展示されました。

彫刻「水の大地」

サンクンガーデンに彫刻「水の大地」を展示

2012年9月25日、岩堀建設工業株式会社本社のサンクンガーデン(前庭)に、「第5回小江戸川越トリエンナーレ彫刻シンポジウム」で優秀賞に輝いた児玉士洋氏の作品、「水の大地」を弊社岩堀弘明が私財で購入し、展示設置しました。

 

作者の児玉士洋氏は、東京造形大学を卒業後、彫刻家の道を歩まれ、1992年の「甲府市まちかど彫刻展」の入賞から数々のコンクールで受賞、金属の造形作家の第一人者として活躍されています。

今回弊社に展示設置した、川越の出展作品について児玉氏は、「江戸時代、江戸物流の重要拠点として発展した小江戸川越をテーマに、人と自然の出会い、やすらぎの形を表現し、工業的で無機的なステンレスに水の表現を持たせることで、文明と自然の関わりを内包させ表現した」とのこと。

そして設置後、次の感想を語って頂いた。
「2011年は暗いニュースばかり耳に入り、四人の娘の親としてPTA会長や広報委員長として震災復興の支援活動をしていました。そんな年に、発想して出てきた形が今回の作品です。8月のシンポジウムで制作に専念できる環境を与えてもらい、いろんな人と出会い、じっくり作品に思いをめぐらす事ができました。舟型の単体は良く作品に使う形で、以前は水平を意識して上向きに使っていました。金属の特性・構造的な強度を生かして1本脚で立たせる作品も何点かありました。今思えば、今回の3本の水面がうつぶせに合体した形は、震災の悲しみと人々が協力し合う”絆”の形だったと。暗い水面に少しでも明りをと水紋を地面に置いた。それは希望の光を照り返す様に選択していたとわかりました。無意識のうちに造形的な判断と意図を選んでいました。造形的な選択をするとき、知らずの内に自分の内面に社会性を備えていると気づきました。社会情勢や様々な情報に心を悩ませることが無意識のうちに形に反映される事もあると感じました。そうしてできた形を・作品を多くの人に見てもらえる事は作家にとってこの上ない喜びです。」(要旨)

 

ぜひ皆さんに鑑賞して頂き、作者の思いを汲み取った弊社のメセナ活動を確認して頂ければと思います。

岩堀会長と作者

作品を展示設置して
児玉氏(右:作者) 

水の大地

作品「水の大地」

(H1600×830×730mm 75㎏)

サンクンガーデンに展示   水の大地銘板

      サンクンガーデンに展示設置された作品                               作品プレート(銘板)

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