岩堀建設・徳栄会の「ウーマノミクス」

第12回 鈴木真紀さん(有限会社田嶋木工所)

川越市指定文化財の旧川越織物市場に設置されていた旧栄養食配給所(共同炊事場)を、建物の歴史的景観を維持しながら雰囲気を活かすリノベーションをする。弊社にとっても貴重な現場をこの取材で訪問。その伝統技法を駆使する職人たちの中に、鈴木真紀さんの明るい笑い声、ともすると緊張する場面を爽やかで優しく包み込んでいました。

鈴木真紀さんが建具職人の道に入ったきっかけは、再婚相手のご主人の独立起業。ご夫妻は起業にあたって居ぬきの物件を探していたところ、川越市駅近くの田嶋木工所を訪ねる。廃業を考えていた現会長夫妻は、工場を貸すにあたって条件を提示。それは現会社を継いでほしいとのことだった。願ってもない申し出に鈴木夫妻は応諾。以来二人で木工所を経営することになり、鈴木真紀さんは今まで経験したこともなかった木製建具の製造職人の道に入り6年。経験は短いがご主人を支えることになる。

鈴木真紀さん

取材シーン

女性が建築現場で活躍することをどう思うかとの質問に、「コミュニケーション。だれとでも会話できる特性を活かせる」と即答。鈴木さんがいるだけでその現場の雰囲気が明るくなっていたのが納得です。現在会社は仕事量も増え、若手職人も雇い工場を川島町に移転。田嶋会長夫妻も川越から80代、70代であっても元気に通ってもらっているとのこと。子供たちも独立し、今はご夫婦と2匹のラブラドォールと暮らし、工場、現場の日々。「24時間、365日四六時中ご主人と一緒で、ストレスはたまらない?」と直球の質問をしたところ、「世の奥様達はご主人が職場では、どんな苦楽があるのか想像するだけでしょうけど、私は目の前で同じ苦楽を一緒に分かち合っている、こんな幸せなことはありません。」と。素晴らしい回答、思わず愚問だったことを詫びました。

愛情に溢れたこのご夫妻が製作する家具の品質は間違いない、エンドユーザーにとっても価値ある製品となっていると確信しました。お二人、いつまでも仲良く、お元気でご活躍ください。

ご主人と建具取り付け

仲良くツーショット♪

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